テントを長持ちさせるコツを知りたい
雨に濡れたテント、このままでいいの？
テントのお手入れってどうすればいいの？？
このように、帰宅後の濡れたテントのお手入れ方法で悩んでいませんか？
テントが濡れたまま放置しておくと、カビや悪臭の元になり大切なテントが台無しになってしまうかも…
今回は、そんなお悩みを解決する、濡れたテントのお手入れ方法や乾燥のアイデアについてまとめてみました。
キャンプで撤収しようと思ったら
朝つゆや湿気でテントの底が濡れていた
急な雨でぬれてしまった
泥がはねて汚れてしまった
など、テントが濡れてしまったり、汚れてしまうことは皆さん経験があると思います。
撤収までにキャンプ場で乾かしきることができればいいですが、やむを得ず湿気った状態で家に持ち帰ることもありますよね。
濡れたテントをそのまま放っておくとカビが生えて変色してしまったり、においがついてしまったりしてせっかくのテントが台無しになってしまうことも…
そうならないためにも、手入れ方法やおうちでの乾燥方法を知っておきましょう！
帰宅後のテントの手入れ方法
テントの基本的なお手入れ方法
テントに汚れがある場合はまず、濡れたタオルなどでやさしくこすったりしてきれいにしましょう。
汚れがひどい場合は水で洗い流したりしてもいいですが、テントには撥水加工がされており、水や汚れをはじいてくれますが、洗剤などを使用すると撥水加工まで落ち、逆に汚れやカビの原因となるので使わないようにしましょう。
（どうしても気になる汚れがある時は、薄めた中性洗剤をスポンジやタオルなどに染みこませやさしく汚れを落としましょう。あまりこすってしまうと防水効果が落ちてしまうので、汚れを落とす時もすすぐ時もやさしく行うようにしてください。）
水滴がついた状態で乾燥させると痕になってしまったり、乾燥に時間がかかるので乾いたタオルなどで水気をとってから乾燥させるようにしましょう。ポールやペグの土汚れもサビの原因になってしまうので使い終わったタオルなどできれいにしておくと良いでしょう。
テントを長持ちさせるコツは何といっても『乾燥』です。
時間のないときは、乾燥だけでもしっかりとさせましょう。
場所の確保が出来るなら、生地の劣化を抑えるためにも影干しがいいです。干している最中に風に飛ばされないようしっかり留めておいてくださいね。
帰宅後のテントの乾燥アイデア
濡れたテントを持ち帰ってきて、『テントを干そうにも庭がないよ』『マンションだからベランダもちょっと…』って方も大丈夫。こちらの
乾燥のアイデアを紹介します。
庭・ベランダで干す
自宅でテントを乾燥させる場合、一番オーソドックスな方法です。
庭にテントを張っておいたり、ベランダの柵や物干しざおにかけて干します。
車の上で干す
庭やベランダで干すスペースがなくても、車があれば干すことができます。
このように、車に被せるように干すと全体的にしっかり乾かすことが出来ます。
風呂場で干す
テントをお風呂場に運んで干すのも一つの手です。
お風呂場であれば乾燥機能がついてたりしますし、無くても窓を開けて風通しを良くし、扇風機などを置いておけば案外早く乾燥できたりします。
その時に、浴室内に湿気が残っていると水分が蒸発しにくくなり、乾燥に時間がかかるため、
浴室内が濡れている場合は床や壁を拭いたり浴槽内にお湯が残っていれば、お湯を抜いたり蓋を閉めると浴室内に湿気が広がるのを防げます。
近くの空き地や公園で干す
自宅に庭がなかったり、マンションに住んでいてベランダに干そうにも下の階の人に迷惑がかかるからと干すスペースがなかったりしますよね。
そんな時は、近くの空き地、河川敷や公園などで乾燥させるのもおすすめ。
子供と遊んでいる間やBBQが可能なところであればBBQの間に乾燥させておくことができます。
プロに頼むのも手
テントクリーニングを専門に行っている業者がいるので乾燥サービスを頼んでみるのもいいと思います。
多少、費用はかかりますが、信頼できますし自宅で乾かそうとして大事なテントに穴が開いてしまったら気持ちが落ち込むだけでなくクリーニング代以上の費用がかかってしまいます。
クリーニング費用の例
・スノーピーク アメニティードームL 8.800円
・コールマン タフスクリーン２ルームハウス 12.100円
・ogawa アポロン 9.900円
・ノルディスク アスガルド 26.180
・ドッペルギャンガー カマボコテント２ 21.780
・テンマクデザイン サーカスTC 19.470
費用は、大きさやテントの材質によって変わります。また、撥水加工や防カビ加工などのオプションもありました。
まとめ
今回は帰宅後のテントの手入れ方法と乾燥のアイデアを紹介させていただきました。
テントを保管する際も、高温多湿を避けなるべく風通しの良い場所で保管するようにしましょう。
正しい手入れ方法や乾燥のアイデアを知っていると今あるテントをずっと愛用することができます。
また、きれいに保っておくと手放す時も、中古販売などで高額買取りになりやすいです。
テントを一日でも永く使えるよう、ぜひ試してみてください。
